E*LNO(えるの)ドラフト ルールまとめ

みなさまこんにちは。さいたまふるよにアナザー主催のE*LNO(えるの)です。

この記事は、「桜降る代に決闘を」のカジュアルな遊び方の一つであるドラフトについて、私が作成したカードプール、通称「えるのドラフト」を使用した公認大会用ルールの紹介です。公認大会の参加者があらかじめ細かいルールを把握するために公開しています。

 

 

最新情報

2022/05/06

「第七拡張:徒桜団円」のカードを追加しました。

 

2022/02/28

「大乱動」「天理天道覆載圏」「夜山八百詣」を追加しました。

「月影落」が排出対象外となりました。

ロチェスタードラフトの採用理由を明記しました。

一部のルールを調整しました。

今回から追記・修正箇所を赤字で表します。

 

2022/01/31

「チカゲへの挑戦」カードを追加しました。

一部のルールを調整しました。

 

新キャラ「カムヰ」「ヤツハA」ピックアップガチャ開催中!

開催期間:2021/10/03~2021/11/19

f:id:e_lno:20211016225744p:plain

 

ゲームの流れ

ドラフト

ロチェスター・ドラフトのルールを採用します。

こちらのルールは、かよーだ氏とたらみ氏が考案し、調整を重ねた素晴らしいルールです。えるのドラフトにおいては、かよーだ氏にルールの使用許可をいただき、調整の上で採用しています。

採用理由:えるのドラフトのカードパワーは非常に高く、「闇昏千影の生きる道:刹那」、「炎天回帰・紅緋弥香」を始めとした、見えていない状態でケアが極めて困難なカードや、即死級コンボが一定数存在します。そのため、ピックされたすべてのカードが公開情報となるロチェスター・ドラフト形式を採用しています。

 

・4人1組でドラフトを行います。

・ドラフトプールの中から通常札48枚、切札24枚を無作為に選び出し、裏向きのままBlackBoxとします。

・無作為にスタートプレイヤーを決定し、BlackBoxから通常札6枚、切札3枚を公開します。スタートプレイヤーから時計回りにカードを1枚ずつピックして手元にキープします。手元においたカードは裏向きにして構いません。また、通常札、切札どちらを選択してもよく、カードの選択に制限はありません。

・4人目までピックを行った後、次に4人目から反時計回りにカードを1枚ずつピックして手元にキープします。このとき、スタートプレイヤーだけは2枚目のカードをピックすることができず、残った2枚は流れ札となります。

・以降、スタートプレイヤーを時計回りに1人ずつずらしながら上記の流れでカードをピックしていきます。合計8ラウンド行い、最終的にすべてのプレイヤーが14枚のカードをピックします。

 

マッチング

・対戦相手はドラフトで同卓のメンバーから無作為に選出されます。

 

眼前構築

・ピックした14枚のカードから眼前構築を行います。

・14枚の中から10枚のカードを選び、使用するデッキとします。ただし、通常札と切札の枚数比は問いません。

・眼前構築で選ばなかった4枚のカードは流れ札とします。

 

桜花決闘

・初期ライフは12です。

・以降は通常のゲームと同様に進行します。

 

特殊ルール

メガミに関するルール

特性

・以下のメガミすべてを宿しているものとして扱います。すなわち、すべてのメガミの特性が適用されます。

ザンカ、ユリナ、サイネ、ヒミカ、トコヨ、オボロ、ユキヒ、シンラ、ハガネ、チカゲ、クルル、サリヤ、ライラ、ウツロ、ホノカ、コルヌ、ヤツハ、ハツミ、ミズキ、メグミ、カナヱ、カムヰ、レンリ

・各メガミの特性については、下記に従います(通常のゲームと異なる内容については下線部を参照)。

 

・ザンカ 奉納

あなたは相手の開始フェイズの開始時に自身のライフにある桜花結晶を1つ奉納できます。桜花結晶が奉納されている間、あなたは意志を賭している状態になります。あなたの終了フェイズに奉納された桜花結晶があるならば、その桜花結晶はダストに送られます。

・ユリナ 決死

あなたのライフが3以下ならば、いくつかのカードが強化される。

・サイネ 八相

あなたのオーラが1以下ならば、いくつかのカードが強化される。新幕S6-2以前のカードについて、八相の閾値をオーラ1で読み替える。(例:二幕 祭札に収録されている「寒薙」は、「【常時】八相ーあなたのオーラに桜花結晶が2つ以上あるならば、…」と読み替える)

・ヒミカ 炎焼

あなたの手札が0枚ならば、いくつかのカードが強化される。

・ヒミカ 連火

あなたが1ターン中に3枚以上のカードを使用するならば、いくつかのカードが強化される。

・トコヨ 境地

あなたの集中力が2ならば、いくつかのカードが強化される。

・オボロ 設置

設置を持つカードが伏せ札にある際に山札の再構成を行う場合、再構成の直前にそれらを伏せ札から使用してもよい(好きな枚数を好きな順番で使用できる)。

・ユキヒ 変貌

傘が閉じている状態と開いている状態があり、いくつかのカードは状態に応じて効果が変わる。ゲーム開始時は閉じた状態である。あなたの終了フェイズに1回、傘の開閉を行い、状態を変えられる。

・シンラ 計略

2種類の計略どちらかを秘密裏に準備しておく。計略の実行時には準備されていた効果を解決し、次の計略を再び秘密裏に準備する。

(最初の計略は「神算」「鬼謀」どちらかを選ぶことができる)

※先手後手の決定、手札の入れ替えまで行ってから決定することができます。

・ハガネ 遠心

以下の2つを共に満たしている場合のみ、遠心を持つカードは使用できる。

・現在の間合がターン開始時の間合から2以上離れている。

・このターン中にあなたが《攻撃》を行っていない。

・チカゲ 毒袋

毒袋に12枚のカード(「麻痺毒」「幻覚毒」「弛緩毒」「滅灯毒」(新幕)2枚「滅灯毒」(二幕)2枚「滅灯毒」(原初)1枚「雪灯毒」1枚「残滓毒」2枚)を持つ。

・クルル 機巧

機巧が完成していない歯車枠の効果は解決されない。機巧の完成には歯車枠に示された種類のあなたのカードが表向きである必要がある。

・サリヤ 造花

マシンに造花結晶を6つ持つ。ゲーム開始時に好きな数を燃焼済みにしてよい

・ライラ 風雷

神ゲージと雷神ゲージを持ち、初期値は0、最大値は20である。あなたが他のメガミのカードを使用するたびにそれは帯電し、帯電を解除すればどちらかのゲージを1上げられる。

・ウツロ 灰塵

ダストが8/10/12以上ならば、いくつかのカードが強化される。

※二幕/新幕開発段階(S0)/新幕により閾値が異なります。

・ホノカ 開花

いくつかのカードは使用した後で異なるカードへと変換される。

・コルヌ 凍結

凍結させ、凍結トークンをオーラに置いてオーラの空きを埋められる。凍結している限り、基本動作《宿し》は「凍結トークンを1つ取り除く」に変化する。

・ヤツハ 鏡映

あなたと相手のオーラ、フレア、ライフで値が一致している個数が鏡映数となる。

・ハツミ 航海

直前のターンに相手に攻撃されていないならば順風に、されているならば逆風になる。

・ミズキ 統率

兵舎に12枚のカード(「槍兵」3枚「盾兵」3枚「騎兵」(S6-2)3枚「騎兵」(S0)3枚)を持つ。

・メグミ 異桜

土壌に種結晶を5つ持つ。

・カナヱ 神語

物語ボードの白の幕から英雄譚は始まる。構想を達成すれば駒を次の幕へ進められ、終幕を迎えたらあなたは勝利する。

・カムヰ 禁忌

あなたの禁忌ゲージが16以上ならば、あなたは敗北する。

残りのライフが9以下の場合でも、ターン開始時に禁忌ゲージが進むことはありません。

禁忌ゲージは11から開始します。

・レンリ 偽証

通常札を通常の方法で使うならば、偽証を持つ各カードとして1回ずつ偽証できる。反証されなければ偽証通り使用して伏せ札にする。反証され、偽物なら使用できず捨て札となる。本物ならば相手は焦燥を受け、カードも使用する。

※カードのピック内容によらず「噓突き」「都度討ち」「玄塗り」「雲喰い」「魚吊り」として偽証できる。

 

神座

以下のルールを適用します。

・有毒領域

手札に毒カードが3枚以上あるプレイヤーは集中力を得られない。

・原初鳴動

ライラの保有する《攻撃》カードは他のメガミのカードとしても扱う。(従って帯電する)

嵐の力が原初なる嵐の力に変化する(※元からです)

・英雄覚醒

ライフが0になった時、追加札から「英雄の一撃」を手札に加える。

 

特殊裁定

・クルルに関するルール

世紀の大発見について追記

・サリヤに関するルール

マシンがTransformする際に、どのカードの効果であっても「Form: YAKSHA」「Form: NAGA」「Form: GARUDA」「Form: KINNNARI」「Form: ASURA」「Form: DEVA」の中から選択できる。

※同名のフォルムへ重複してTransformすることはできない。

・カナヱに関するルール

意思を込めた面の構想カードを達成した際に、試練が描かれていない線も選べる。

物語ボードはS6のものに変化する。

 

カードに関するルール

カード番号Exのカード

本来<追加札>にあるべき、カード番号が「* Ex *」であるカードの一部は、最初からドラフトプールに入っており、ほかのカードと同様にピックし、通常札として眼前構築で選ぶことができます。

<追加札>には、用意されたカード番号「* Ex *」であるカードが無限に存在するものとして扱います。

※上記のカードには、目印としてカード右下に黄色の丸を貼っています。

 

読み替え

・隙

二幕のカードの隙も、新幕と同様のルールで読み替えます。

あなたが再構成以外でライフへと1以上のダメージを受けたら、このカードの破棄時効果は失敗する。この上の桜花結晶は全てダストに送られ、このカードは伏せ札となる。

・対応不可

以下のテキストは、対応不可と読み替えます。

この《攻撃》は対応されない。

・「いんだすとりあ」

このカードがあなたのカードで、あなたのいずれの「いんだすとりあ」にもカードが封印されていないならば、手札または捨て札から《付与》でないカードを1枚選び、このカードの下に表向きで封印してもよい。

あなたの追加札から「でゅーぷりぎあ」を山札の底に1枚置く(「いんだすとりあ」1枚につき最大で合計3枚)。

[即再起]あなたが山札を再構成する(再構成の後に未使用に戻る)。

・「でゅーぷりぎあ」

【常時】このカードはあなたのいずれかの「いんだすとりあ」に封印されたカードの複製となる。但し、名前は変更されない。

カードが封印されている「いんだすとりあ」が未使用なら複製とならないので、使用できない)

・「徒寄花」

【破棄時】完全態にした枚数(このカードがドラフトでピックしたものであるならば、このカード自身も枚数に含む)に応じて以下を行う。

3以下…あなたの捨て札または手札にあるカード1枚を公開し、カードタイプとサブタイプが完全に一致する完全態のカードと交換してもよい。

4以上…このカードを山札の底に置き、

相手ライフ→ゲーム外:2

・「八葉鏡の徒桜」

【使用済】あなたが山札を再構成するならば、その直前にあなたの捨て札または手札にあるカード1枚を公開し、カードタイプとサブタイプが完全に一致する完全態のカードと交換してもよい。

(例えば手札の「詭弁」を公開したならば追加札の「本当の怪物」と交換され、手札に加わる。

・「はらからのあまつそら」

あなたの手札から通常札を1枚公開し、それを取り除いてもよい。そうした場合、BlackBoxに選ばれていない通常札1枚を無作為に1枚引いて公開し、それを手札に加える。

このカードを取り除き、BlackBoxに選ばれていない切札1枚を無作為に1枚引いて未使用で得る。

・「らんだまいざ」

【攻撃後】相手の未使用の切札を1枚無作為に選び、それをBlackBoxに選ばれていない無作為な切札に変化させる(元の切札は流れ札になる)

【常時】このカードが相手のカードに封印されているならば、終了フェイズに突然爆発して相手のライフに8ダメージを与える。

・「天音流羽根落」

【攻撃後】相手がライフへのダメージを選んだならば、相手のエントリーネームを任意の文字列に変えてもよい。

・「オリレテラレル」

ドラフトプールに存在する通常札から偽証を持つ1枚を公開し、それを使用する。その後、それを取り除く。以降、あなたの「オリレテラレル」によりそのカードは使用できない。このカードが対応している《攻撃》があるならば、使用されたカードはそれに対応しているものと扱う。

[再起]あなたの捨て札と付与札に通常札が合計3枚以上ある。

 

 

縁カード

下記のメガミのカードを初めて使用したとき、そのメガミと縁を結ぶことができます。アナザー版メガミのカードやストーリーカードを使用した場合でも、名前やイラストに該当するメガミと縁を結ぶことができます。

ウツロのカケラ、ホノカのカケラ、ユリナ、サイネ、ヒミカ、トコヨ、オボロ、ユキヒ、シンラ、ハガネ、チカゲ、クルル、サリヤ、ライラ、ウツロ、ホノカ、コルヌ、ヤツハ、ハツミ、ミズキ、メグミ、カナヱ、カムヰ、レンリ

カード番号に示されたメガミと縁を結ぶことができると解釈してください。例えば、「撃ち落とし」は「NA-18-mizuki-O-N-3」なので、ミズキと縁を結ぶことができます。一方で、「御剱桐子の巫女神楽」は「NA-22-kiriko-S-4」なのでメガミと縁を結ぶことができません。

※例外として、物語テーブルのカードは「* story *」となっていますが、イラストで判断しメガミと縁を結ぶことができます。

ふるよにTRPG成長戦の課金切札や縁カード、龍ノ宮一志のカードでは縁を結ぶことができません。

メガミ2柱の情報を持つカード(連携戦カード、超融合カード)は、その両方のメガミと縁を結ぶことができます。

 

連携戦カード

連携戦カードは通常札と同じようにドラフトプールに存在し、通常札と同様に眼前構築で選択し山札に混ざり、手札から使用することができます。

※スリーブにより裏面の区別がつかない状態にしています。

連携戦カードは通常札ではありません。

 

ゲーム全体に関するルール

カードの名前

カードの名前を参照する際、同じ名前を持つカードは全て該当します。

同じ名前のカードが複数種存在する場合にその1枚を対象とする場合、効果を解決するプレイヤーが任意の1種類を選ぶことができます。

 

超克

新幕以外の全ての《攻撃》は超克を持たない場合でも、オーラへのダメージが6以上になります。

カード番号が「NA *」でないカードが該当します。

 

原初性

原初性を持つカード(右下に原初性アイコンが描かれています)ならびにカード名は、相手の効果で相手により選ばれない。このカードは封印されない。

 

御神籤

「夜山八百詣」により引いた御神籤の適用範囲はすべての試合卓であり、適用期間はその大会全体です。

 

禁止カード

選定基準

あるカードが以下の基準のいずれかに該当する場合、えるのドラフトでは理由の明示とともに禁止カードとし、ドラフトプールから除外されます。

(1)1枚のカードパワーが極端である

(2)特定のカードとの組み合わせが極めて危険である

(3)相手に高い不快感を与える

(4)ドラフトルールを壊す

禁止カードリスト

・「仄かに輝かん」(ホノカ 二幕:原初札)

(1)1枚のカードパワーが極端である

このカードから得られる「桜花転生」と、「原初足捌き」によるオーラ確保でほとんどのビートダウンデッキが突破困難であり、あらゆるデッキに対してクロック速度が上回るため、このカードをピック出来ることが勝利に直結していました。

・「虚路(パラジェニエ)」(ウツロ 二幕:原初札)

(1)1枚のカードパワーが極端である

デザイン段階と比較して桜花結晶の総量が8個増えているこのゲームでは、対策することが不可能です。このカード1枚でほぼすべてのカードを無力化することができ、このカードをピック出来ることが勝利に直結していました。

補足:えるのドラフトβ版でのテストプレイでこのカードを採用していましたが、満場一致で禁止指定でした。

・「たまゆらふみ」(カナヱ 新幕:S6)

(1)1枚のカードパワーが極端である

意思を込めた面でも試練が描かれていない線を選べるルールに対し、「影渡り」や「仙人呼法」など、通常札1枚で構想を達成することができるため、終幕への到達速度が非常に速いです。

初期ライフが12へと変更されたことにより、強力な《対応》カードを含めたデッキでは安定して終幕を達成することができました。

・「花鳥風月常世郷」(トコヨ 二幕:原初札/新幕:原初札 通常戦/新幕:原初札 英雄戦)

・「朧霞」(オボロ 二幕:原初札)

(3)相手に高い不快感を与える

1枚のカードパワーが高いこともありますが、それ以上に容易に相手のリソースを大きく制限することができるため、高い不快感を生み出しました。

・「羅針盤」(ハツミ 新幕)

・「どろりうら」(ユキヒ 新幕)

・「三分咲き」「五分咲き」「満開」(ホノカ 二幕)

(2)特定のカードとの組み合わせが極めて危険である

「しこみび/ねこだまし」(ユキヒ 一幕/二幕:原初札)と組み合わせることで、相手が有効な《対応》カードを持っていない場合にワンショットによる勝利が可能です。

仮に「しこみび/ねこだまし」を禁止した場合、これらのカードのパワーが相対的に低いため流れ札となる可能性が高く、魅力的なカードプールの作成には繋がりませんでした。

・「徒寄ノ八重桜」(A2トコヨ 新幕)

(1)1枚のカードパワーが極端である

(2)特定のカードとの組み合わせが極めて危険である

コンボカードの中でも特に、必要なカードが特殊であるために、流れ札となりやすいカードでした。しかしその一方で、「かさまわし」などのカードと組み合わせた際に対抗手段が限れらるパワーとなるため、危険視していました。

検討数が少ないため、テストプレイを経て今後の判断を下します。

・「どろりうら」(ユキヒ 二幕)

・「四葉鏡のわらべ唄」(ヤツハ 新幕:S3)

(3)相手に高い不快感を与える

個人的な理由:「森羅判証」を割られるのが許せないため。

総合的な理由:相手の強力な付与札ピックに依存するので、単体でのカードバリューが相対的に劣るため。

毎回「私怨だ私怨だ」と言われますが、公式ブログで「ゲーム全体の楽しさの総量を奪っている」と明言されていることは主張します。それはそうと私怨です。

・「残響装置:枢式」(Aウツロ 新幕:S3)

(4)ドラフトルールを壊す

ドラフトプールのカードそのもので遊んでほしいと思いプールを作成しています。

・「我ヲ亡クシテ静寂ヲ往ク」(Aウツロ 新幕)

(1)1枚のカードパワーが極端である

先攻1ターン目に使用し相手のライフに2ダメージを与えてからゲームが開始するのは、さすがにパワーが高すぎました。

しかし、初期ライフが12に変更となった今のえるのドラフトでは、テストプレイによるフィードバックを受け検討する必要があると感じています。

・「創意工夫」(ハガネ/ホノカ 新幕:連携戦)

(1)1枚のカードパワーが極端である

(2)特定のカードとの組み合わせが極めて危険である

ライフを回復するカードの中で唯一条件がなく、「いんだすとりあ」による増産や、ドラフトプールに3枚存在するためミラーマッチが頻出するなど、数々の問題を引き起こしました。

また、1ターン目に「算盤術:減」を使用してからこのカードを使用すると、あなたのライフが相手のライフの1倍以上ならばあなたは勝利するという致命的なバグが発見されました。

・「桜花眩く輝かん」(Aホノカ 新幕:S6)

(1)1枚のカードパワーが極端である

「桜花転生」と比較したパワーは低いですが、ドラフトプール全体と比較したパワーは頭一つ抜けていました。

補足説明:ドラフトプールには「ひとり目覚めて」のみが入っていました。ほかのカードの選択の余地も残したいため、「桜花眩く輝かん」はS6-2のものを採用する方針としました。

2021/07/17栃木ふるよに公認大会【午後の部 ドラフト】レポート

みなさまこんにちは。E*LNO(えるの)です。

 

7/17(土)に開催された、ゆずりはさん主催の栃木ふるよに公認大会、午後の部のレポートです。

 

午前の部にも参加しましたが、参加枠は空いているかつジャッジを除くと参加人数6人で偶数なので、そのまま続投で参加しました。

というかこっちが本命かつブラック炎天未所持なのです…

午前の部については下記をよろしければご覧ください。

 

一部ではすっかりおなじみとなった通称「chioドラフト」による大会ですが、ご存じない方のために軽く説明しますと、

 

・手元に配られた通常札12枚と切札8枚を見て、その中から通常札3枚と切札3枚を取り除く。

・全員が残したカードを混ぜ合わせ、通常札9枚と切札5枚ずつを全員に配る

・手元のカードパックから1枚だけピックして、残りのパックを左隣の人に渡すという流れを、14回繰り返す

・自分がピックした14枚のカードから10枚を選び、デッキを作成する(通常札と切札の枚数比は問わない)

・こうして作成したデッキで桜花決闘を行う

 

というものなのですが、問題なのはこのルールではなく、カードプールです。

新幕で現行使用できるカードだけではなく、二幕以前やSakura Arms、原初札や連携戦カード、さらにはBeta版や開発中に問題のあったカード、没案など古今東西ありとあらゆるカードが集められ、公式の許可のもとこの大会での使用が認められています。

そんなハチャメチャワールドでも、しっかりとカードパワーの調整が検討されているあたりは作成者の力量を感じます。楽しさと気持ちよさだけをただただ追求したE*LNOドラフトとは大違いです。

 

そして、今回は久々にchioさんとお会いできるということもあり、気合を入れて2枚のカードをお土産として用意し、カードプールに採用してもらえました!

 

 

1回戦

・パック作成

まずは手元に配られた20枚から、6枚のカードを取り除くのですが、ここでの定石は危険なカードを可能な限り排除することです。

危険なカードは自分で使うことができればもちろん強いのですが、逆に拾われてそこでマッチングするパターンは地獄です。

よって、このタイミングではほぼ全員が危険すぎるカードを排除しに行く傾向があります。

私も、「旧い追憶」「クイックドロー」「魔食」(消費フレア5で使用時に1侵食、毎自ターンの開始時にも1侵食)といったカードを世界から取り除きます。

 

・ドラフト

ここから、運命のドラフトが始まります。このピックで勝敗が決まるといっても過言ではありません。

私のファーストピックは・・・「反論」!

ちょっと待ってそこのあなた、今「それはないやろ」「顔で選ぶな」とか思いましたね?ではここで、この反論のテキストをご紹介します。

「【攻撃後】対応した切札でない《攻撃》を打ち消す。【攻撃後】相手はカードを1枚引く。」

こちら、一幕での「反論」でございます。間合やダメージは今の反論と一緒なので、とても強い。まあそれはそうと顔で選びましたけど。

2枚目は上家の夕張さんしか存在を知らない「不意打ち」(修正前)をピック。先ほどの反論の返しに当たればとても嬉しいですね。

ここまでは真っ当なビートタイプのデッキへ向かっていそうですが、ここで次のパックに「森羅判証」が来てしまいました。しかも「相手ライフ→1→自分ライフ」効果の。

これまでの2パックに葦、鳳仙花、晴舞台が見えていたので、迷わずピックします。

次のパックにはこれ見よがしに一番手前に「黒き雷」が。はいはい拾えということですね。上家の夕張さんから「本当に大丈夫ですか?フレア見てくださいよ」と言われましたが知りません。

同パックに確か「最後の結晶」もあったのですが、正直なところ皆式理解の保証がないのと、最終的な打点の問題解決の方が優先事項だと判断しました。

そのあとは貴重な打点限となる「畏掠め」やダスト生成用の「蝕みの塵」、そして1周回って返ってきた「葦」や「鳳仙花」をしっかりと回収、なぜか「最後の結晶」もオマケでついてきました。

 

 対戦相手も決まり、私の構築したデッキはこちら!

f:id:e_lno:20210718171625j:plain

森羅判証で1点、葦と鳳仙花で2点、黒き雷で2点。

あとは。。。再構成で5点ですかね?

噓でしょ、どうやって勝つんですかこのデッキ???

正直、負けを覚悟しました。

 

・桜花決闘

お相手はapolloさん。午前中に引き続き、対戦よろしくお願いします!

お相手のデッキはなかなか自信がありそうですが、「うーん、シンラかぁ…」と嘆かれている様子。そもそもドラフトなのにE*LNOどうせシンラデッキ組むんでしょ?と参加者全員から思われていることはさておき、森羅判証が裏目になるデッキがお相手なのであれば、不意打ちさえしっかり当てて勝機を掴むことができるかもしれません!

世界に銃のカードがあまり見えなかったこともあり、序盤はお互いに1宿しから入ります。その後、間合い6スタートのターンに不意打ちに向けてお相手のオーラを剥がすべく、ステップ対応をケアして1前進から「蝕みの塵」を振ります。

apolloさん「対応、雅打ちで。」

※Beta版雅打ち⇒3-5,1/1で切札でない攻撃を打ち消す(境地関係なし)。さらに境地であれば間合は2-6になる。

間合6が正解だったの、めちゃめちゃ理不尽を感じますね!!!しかしこちらも、お相手の「山紫水明」をライフに受ける返しに、「畏掠め」をライフに当てます。山紫水明の方が強い…。

そのまま再構成から畏掠めをライフに当てに行きますが、フレア3の「鳶影」から(3-4,2/1で境地関係なく打ち消す方の)「雅打ち」により打ち消されてしまいます。

あーなるほど、そういうデッキですか。

とはいえこの時点で鳶影をつぶしたのは大きいと捉え、なんとか不意打ちをあてに行こうと粘りますが、細かいダメージをもらいながらターンだけが経過していきます。

しかし、お相手のデッキも防御ガチガチな代わりに打点が細いおかげで再構成が続き、ギリギリ判証ラインまで落ちたタイミングで「最後の結晶」を保険にしながら「森羅判証」「鳳仙花」「葦」により3ダメージ、返ってきたターンに再構成から引けた「鳳仙花」と、「黒き雷」でリーサルです!

 

デッキ相性に非常に救われた1戦でした。ドラフトの段階では事前に見えていたカードから判証が実用に耐えうると判断していましたが、実際には非常に厳しい構築となっており、また「晴舞台」を拾い損ねたことも後悔していました。なおapolloさんが拾っていた模様。

結果的には不足した2点を「黒き雷」がもぎ取ったので、お土産として持ち込んだ甲斐がありました。

 

 

2回戦

・パック作成

勝ってしまったので、ここから初ブラック炎天獲得を目指し頑張りたいと思います。

が、ここからは1回戦までと明確に違う点があります。それは、

上位卓のプレイヤーは自分の負け筋となる危険なカードを排除する傾向にあるのに対し、下位卓のプレイヤーはここから世界を楽しくしようと考える傾向にあります。そして、前者は後者の思惑に振り回されます。

ここで、私の手元に来たカード群にはぱっと見危険なカードがなく、苦手なカードと「森羅判証」を抜きます。さっき使ったからもういいでしょ…。

それからもう一度カード全体を見直すのですが、よく見ると「そして新たな幕開けを」が混ざっておりジャッジを呼ぶと、追加札がそのまま混入していた案件だったため、代わりに渡された切札はなんと「Silent IceBreaker」

お前はダメだ、代わりに世界に戻ってこい森羅判証!!!

というわけで、Silent IceBreaker(二幕「音無砕氷」)を消す代償として、また世界に森羅判証が入ってしまいました。

 

 ドラフト

ファーストピック。なんと手元に判証が来てしまったので、そのままピック。シンラ様に愛されてしまった。

続いてセカンドピック。受け取ったパックの中から現れたのは、「啓蒙」

待ってなんで君残ってるの?????啓蒙より優先ピックがあった最強パックってこと?????

判証の弾にもなるし、そもそも対応不可3/-は最強なので迷わずピック。ここまで迷わなさ過ぎて、実はほかのカードをほとんど見ていませんでした。

啓蒙がある時点でほとんどのX/2攻撃がピック対象となりえるのですが、そんな中サードピックに現れたのがこちら

 

 

 

 

 

 

f:id:e_lno:20210718194846p:plain

(出展:ふるよにコモンズ/BakaFire, TOKIAME)

 

 

 

勝ちましたが?????

 

 

 

対応への回答はありませんが、さすがに決まれば勝てるコンボを拾ってしまいました。

 

その後も、再起切札が比較的多い中での「どれーんでびる」や2/2となる「水雷球」、さらには「裏切り」までもピックし、デッキの方針が決まりました。

そしていよいよピックも終盤に差し掛かったとことで、とんでもないカードが回ってきます。

 

 

 

 

 

 

f:id:e_lno:20210718195346p:plain

(出展:ふるよにコモンズ/BakaFire, TOKIAME)

 

 

 

 

勝ちましたが?????(2回目)

 

 

 

 

 

思わず爆笑してしまいました。こんな犯罪が許されるんだなぁ。

最後に渡された「大爆砕デカメロン」にも少し笑ってしまいましたが、不純物でしかないので私のデッキはこうだ!!!

 

f:id:e_lno:20210718195727j:plain

※写真では最後の結晶ですが、実態は右上の神代枝です。

 

裏切りと遠心撃×2発でリーサルです。わあつよい。

どれでび流転を反論でサポートしている点も推しです。

 

桜花決闘

お相手はのばさん。階段卓ではなくお互い1-0での対戦です。

先ほどのような防御ガチガチデッキだと今回は逆に勝ち目がなくなってしまうのですが、表情や発言から察するに「わっくわくが止まりませんなこれは!あっはっは!」デッキだと予想できます。

こちらは先攻1ターン目に神代枝、2ターン目にマテリアルを開けて水雷球を埋めます。

水雷球はサブ打点ですが、遠心撃が通る保証もないので保険をかけます。ここで、

のばさん「錬成攻撃って、ハガネのカードでしたっけ?」

私「はい、そうですね。(???)」

のばさん「不在証明。対象、ハガネで。

 

 

 

 

遠心撃死んだが????

 

 

 

 

大錬成マテリアルが裏目に出て絶句でした。しかもよりによって不在証明は納4で2ターン封印されます。

しかし、ここでお相手が不在証明のためにオーラを少々払っていたため、どれでび、流転、反論+焦燥ダメージでオーラを剥がし切り、「裏切り!!!」

 

きれいにライフにダメージが入りますが、ここで封殺により流転が封じられます

なんなんだあのデッキは…。

錬成攻撃と流転が封じられる中仕方なくしゃがむと、今度は「戦場」と「八葉鏡の向こう側」を展開してきます。いったい何を構えているんだ・・・。

戦々恐々となりながらも、ようやく不在証明が終わり、かつお相手のオーラも薄いままの今こそ決めましょう!

 

 

 

 

 

行くぞ!

啓蒙!!

影の翅!!!

遠心撃!!!!!

 

 

 

 

切札はまだ2枚見えていないので正直対応があればそこまでですが、お相手相当苦悶な表情を浮かべながら悩んでおり、これは通ったか?と思ったのですが。

 

「対応。朱墨爛然。デッキトップの再起動を2回使います。向こう側が展開中なので、2オーラもらいますね。」

 

マジで大爆笑しました。違法再起動すな。

しかし、2オーラでは当然足りていないため、遠心撃自体はライフに入り、再起動で増やした手札2枚もそのまま落ちていきます。

 

そしてお相手のターン、付与札をさらに3枚増やし、「森羅判証」(相手ライフ→1→自分ライフ

 

 

なんで世界に森羅判証2枚あるの!!!!!

 

 

しかも強いやつじゃん・・・。ここでリーサルをとれないと、すべての付与札が割れて負けてしまいます。

が、ここでのドローが影の翅+裏切りという神引き。裏切りをライフに当ててリーサルです。

 

どんでん返しの連続で、これぞドラフト!という1戦でした。

マテリアルはもう使わん…。

 

 

3回戦

・パック作成

2回戦が終わり、いよいよ決勝戦です。お相手は夕張さん。chioドラフト優勝経験者であり、聞くところによるとここまでの2戦はいずれもびぐごデッキを作成して勝っている模様。ドラフト世界でのびっぐごーれむは出力火力とスピードが尋常ではないため、気合の入ったデッキ構築が求められそうです。

???「夕張さんは今回もびぐご組むんですよね?プールに入れときますね。」

???「E*LNOさんどうせまたシンラでしょ」

外野は心底楽しそうですが、こちらは午前中の決勝戦と同じくらい緊張しているので勘弁してほしいです。

「勇往邁進」など許してはならないカードを世界から抜きつつ、いざカードピックへ。

 

・ドラフト

ファーストピック。手元になんと「斬華一閃」がある。誰だよ入れたの。

「いんだすとりあ」も魅力的ですが、ここで私が斬華を拾わないとそのまま横の2人をすり抜けて夕張さんの元まで運ばれていくことは必然なので、ピックします。そもそも超絶パワーカードなので。

セカンドピック。「Refute the World」(天地反駁)が流れてくる。仕方ないなぁ。拾いますよもう!!!シンラ様美しいなぁ!!!!!

そしてサードピック。apolloさんから「流しましたよ。」と言われパックを見ると、先頭に「ふりまわし/つきさし」が。まじかぁ。

実は以前のchioドラフト大会で、先にふりまわしを見せてしまったために天地反駁中にケアされた苦い思い出があります。しかし、それを教訓に隠し通せば、お相手びぐごだし当たる可能性もありますね。

その後も山紫水明や反論、衝音晶など反駁デッキのパーツを集めながら、ふりまわしケア対策の効果力赤札も丁寧に拾っていきます。

 

そうしてできたのはこちら!

 

f:id:e_lno:20210718204109j:plain

ブレッブレでかつ切札の3枚目が見切れており大変申し訳ないのですが、

通常札左から、反論(新幕)、山紫水明、衝音晶、ふりまわし/つきさし、反攻、一閃(二幕)、斬華一閃

切札左から、Refute the World、Tobi-Kage、久遠ノ花です。

 

ライフプランは全く計算できておりませんでしたが、反駁が切れるまでに8点は取りたいです。

 

・桜花決闘

お相手先攻から2宿し。もうびぐご確定しましたね。

対するこちらは1宿し。様子を見ます。

そこからお相手は無音壁で防御を固めながら、びぐごとどれでびを開けます。ちゃんとそろってるなぁ…。

全力札もしっかりと揃っているためびぐごが2回ほど起動しながらも、こちらは久遠分のフレアを貯めます。

ここまでのお相手の動きのおかげでダストは十分にできたので再構成から手札を整えると、返しに振ってきた赤札は間合3-4である斬と二幕薙斬り。ここでお相手が間合4に留まってくれると睨み、Refute the World!

そして目論見通りに間合4のまま次のターンが返ってきたため、

 

喰らえ!ふりまわし-/5!!!

 

 

 

対応なし!ライフにダメージが入ります!

そのまま山紫水明と反論で3点、反駁が切れた後に久遠でリーサルです!

 

 

 

というわけで、午前中に引き続き午後の部でも優勝しました!

先ほど全試合BANされてしまったシンラ様のデッキを3戦とも組むことができた上に、初のブラック炎天獲得で非常にテンションが上がってしまいました!!

f:id:e_lno:20210718205524j:plain

 

 

ひさしぶりにchioドラフトを体験しましたが、やはり普段できないゲーム体験とは非常にワクワクして良いですね。

あと、シンラの各カードは、シンラのカードプール内であるからこそ許されている効果が多いため、ドラフトに向いているんだなぁと感じました。

いよいよ、E*LNOドラフトも調整を進めて大会に持ち込みたいと思いますので、その際はぜひ皆さまご参加いただけますと幸いです。

 

それでは、みなさまごきげんよう

2021/07/17栃木ふるよに公認大会【午前の部 起源戦】レポート

みなさまこんにちは、E*LNO(えるの)です。

 

今回は、7/17(土)に宇都宮で開催されたゆずりはさん主催の栃木ふるよに公認大会に参加してきました。こちらの記事は、その【午前の部 起源戦】についてのレポート記事です。

 

今の時期、大会の参加賞がシンラポストカードであり、何枚持っていても嬉しいので参加できそうな大会は積極的にチェックし参加するようにしています。

その中で、普段からさいたまふるよにイベントによく足を運んでくださる北関東ふるよに勢の皆さまに久しぶりにお会いできるということもあり、いざ宇都宮へ。

また、同じくさいたまふるよにイベントに何度も来ていただいたことのあるのばさんも参加ということで、色々刀書についてお話したいな、と思い楽しみにしていました。

 

余談ですが、前日の夜にさいたまふるよにアナザー第21回大会を主催しており、大会終了後もお店に宅配してもらったピザをみんなで食べたり、ドンジャラをしたり、ワードバスケットで「完全論破」リーサルを決めたり、ボブジテンを遊んだりして、気づいたら深夜になっていました。

 

そして翌朝、乗車人数も少なそうでかつ時間短縮を目的に新幹線で無事に宇都宮へ到着。住んでいたわけではないのですがかつて数年間通っていた地なので、懐かしさでいっぱいです。

下道に乗り換えて駅につくと、同じく遠征の夕張さん、そして北関東勢のchioさん、いぢおさんと合流しました。

そのまま会場入りして親睦を深めつつ他の参加者も合流し、いよいよ大会が始まります。

 

使用メガミ:ユリナ/サイネ/シンラ(刀薙書)

起源戦の書Xで一番使い慣れている刀書をベースにいくつか候補は考えているのですが、現状一番しっくり来ている刀薙書を、練度上げも兼ねてチョイスしました。

 

1回戦:不戦勝

今回、参加者が7名だったので1名不戦勝が発生するのですが、見事に引き当ててしまいました。交流目的で参加しているので、少し悲しいですね。

はじめましての方も参加していたので大会の様子を観戦したり、フリープレイで刀薙書の練習をするべきだったのでしょうが、全てを投げ捨てて午前の部ジャッジ担当のchioさんにchioドラフトO2D対戦を申し込みました

chioドラフト、久しぶりにカードプール触りましたが結構パワーアップしていました。

先攻1ターン目に「両手に華を」を開けて順調に育てていきますが、どうしてもオーラが薄くなり、フレア、ライフともに5の達成が不可能に…。

しかし、相手の付与札展開に合わせてダスト・間合・自オーラ領域を5にして、「桜降る代に決闘を」特殊勝利を決めました!

f:id:e_lno:20210718141035j:plain

 

2回戦:apolloさん(薙傘絡)

鎚絡爪とここでマッチングせずホッとしていたところ、隣卓ののばさんから「決勝で会いましょうね」とのお声がけを頂き頑張るしかないのですが、非常にまずいことに1回戦でchioドラフトをキメてしまったので、脳が起源戦に対応していません。本当に1回戦でちゃんと検討試合するべきだったと後悔していました…。

まずメガミ選択ですが、対面にクルルがいるためまずシンラは返ってこないと踏みます。その上でクルルをこちらが返した場合勝てそうかというと正直速度負けする予感がしたので、一度薙傘を検討すると、どうやら脳内で刀薙が殴り勝てそうに思えたので、薙傘を返します。

対戦は刀薙(書)-薙傘(絡)。想定通りのマッチングとなりました。

 

眼前構築ですが、ユキヒ閉とサイネ軸で中空ビートダウンをされた場合には刀薙の火力のほうが上回り、ユキヒ開でクリンチをされた場合には見切りでゆらりびが当たらず打点がユキヒの通常札頼りで火力が細くなると考え、八相ビートダウン軸に切札での防御力を添えた構築にしました。

/一閃/柄打ち/八方振り/薙斬り/石突/見切り

浦波嵐/音無砕氷/月影落

 

 桜花決闘では1巡目に薙斬りを当てることを意識します。お互いに1宿しスタートから、先攻のお相手が1宿し1前進で間合9を返してきます。

普段シンラだけを宿し続けていると、基本動作についての一般的な教養が圧倒的に不足するため、このような初歩的な動きも、自分では全然知識として持っておらず、めちゃめちゃ勉強になりました。

そのまま私はふりまわしの間合に気をつけすぎて返しにはらりゆきまで含めた連撃を受けますが、おかげで間合は適正になったので、薙斬りや斬でライフを取り返していきます。

以降はかさまわしでオーラを補われつつもこちらは八相を生かして石突⇒八方振りなどの連撃を当てていきます。

ここまで対応は打たれていないものの、基本動作の流れからステップ対応は見切りでなくひきあり/もぐりこみだと読んだうえで途中の盤面で月影落を狙える場面は何度かあったのですが、そこはお相手が非常に上手でしっかりとフレア5を抱えており、果て果てのリスクをケアしきれず、攻めきれないままじりじりとした攻防が続きました。

こちらは八方でしっかりと見切りを握りこんでいる中、ついにお相手がもぐりこみからクリンチを仕掛けようとしてきますが、これに見切りを吐き、返しに柄打ちからの月影落5/4でくるりみかさまわしの上からオーラを剝がし切ったうえで、音無砕氷をライフへあててリーサルです。

お相手の基本動作が非常に丁寧で、たくさん勉強させていただきました。

 

3回戦:いぢおさん(傘絡旗)

 

のばさんとの決勝で会いましょうの約束はなりませんでしたが、いぢおさんとは以前対戦して実力差でしっかり負けた記憶があるので、個人的にはリベンジマッチとなりました。

まずはメガミ選択。また書がBANされ刀薙を返される気運があります。対するこちらの選択ですが、前回のマッチングでの経験から絡旗はかなりの練度がありそうで返せず、さらに言えばホノカ自体私が対面を苦手としているので、可能であればBANしたいところ。

その場合は傘絡を返すことになるわけですが、先ほどの対面から実はゆらりびが薙で受かっているように見えること、某記事(https://maxc5297.hatenablog.com/entry/2020/03/31/223940)を何周もしてある程度の知識は習得していること、3面の中ではお相手の練度が相対的に低いように見受けられることを総合的に評価し、傘絡を返すことを決意します。

対戦は刀薙(書)-傘絡(旗)。予想通り書BANで返ってきました。

 

眼前構築についてですが、完全な人読みかつ直感でお相手の構築がいんだふりたぐによるクリンチ構築と予想し、かつ枢式でこちらの月影が抜かれた場合はお相手がお上手だと割り切り、完全にケアを切る方向で考え始めます。一応、枢式は予備動作が見えるのでぶっつけ本番で対処は試みるつもりです。

絡のびぐごorえれきてるの速度に対して上回ることを目的に先ほどの構築をベースとして、クリンチからの脱出用に浦浪嵐⇒共鳴共振という構築にしました。

/一閃/柄打ち/八方振り/薙斬り/石突/見切り

共鳴共振/音無砕氷/月影落

 

桜花決闘では、先ほどの対戦で学んだことをさっそく生かしお互い1宿しから、先攻のこちらが間合い9でターンを返します。

ここでお相手が少し思案したのち、間合8でなく7に着地ししてくれたおかげで、薙斬りと斬をライフに当てることに成功します。

さらに、返しのターンお相手のふりまわしが直撃することにより0リソースで八相を得て、再構成から引き直した薙斬りと八方振りで大幅なライフリードを取ります。

その後、えんむすびにより間合0に着地されますが、「残り山札3枚のうちつきさしはボトムですね?」と言いながらそのまま居座り、連撃用のハンドを溜め込みます。

実際には、つきさしをライフに当ててくれたほうがフレアが早期に貯まり共鳴共振⇒月影落へ繋げるためのリアル詭弁だったのですが、本当につきさしが底に沈んできたようです…。

最後は、貯めたリソースからもぐりこみをすべてケアして連撃を叩き込みリーサルです!

 

ということで、起源戦/三拾一捨を刀薙書で優勝することができました!

f:id:e_lno:20210718154423j:plain

普段からシンラしか使っていないためビートダウンが非常に苦手だったのですが、S6-2からサイネの八相の閾値が上方修正され、非常に使いやすくかつ強くなっていて、使っていてとても楽しかったです。

ふるよにを始めて約3年経ち、ようやく基本となるビートダウンについての理解が深まり始めていて、よりふるよにを楽しむことができるようになりました!

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

同日午後に開催されたchioドラフト大会のレポートもまた書く予定ですので、読んでいただけると嬉しいです!

 

それではまたお会いしましょう!

第2回デカメロン大会について

みなさまこんばんは。E*LNO(えるの)です。

 

7/4(日)に、「さいたまふるよにアナザー第20回大会」(通称、第2回デカメロン大会)を開催しました。

イベントとしては概ね成功と言って差し支えなく大いに盛り上がったと自負しておりますが、一方でいくつか反省点も見られたため、今後の開催に向けて振り返りたいと思います。

 

 目次

 

 

成功した点

・イベントが盛り上がった

一番はこれに尽きると思います。この盛り上がりは、イベント会場内はもちろんのこと、オンライン上でも見られました。

Twitterでリアルタイムに実況ツイートを流していたこともあり、フォロワー内外問わず多くのRTやいいねを貰えています(ありがとうございます!)。

昨年の第1回大会と比較するとTwitter上での反応はやや劣りますが、これは初めて行った大爆砕デカメロンの公認大会というインパクトに大きく起因し、ある程度仕方のない問題であると捉えています。

ちなみに、今回の大会の様子はTwitterハッシュタグ「#第2回デカメロン大会」で検索し、閲覧していただけると嬉しいです。

昨年よりも速いペースで参加枠が埋まったり、大会終了後に第3回大会の開催希望の声が上がったりと、この大会も無事に(?)定着しました。

 

・オリジナル大乱闘ルールのコンセプトは成功したと言える

今回は、昨年よりもさらにド派手な追加ルールを施しました。デカメロンの超融合です。

詳細は大会twiplaページ(https://twipla.jp/events/483949)をご参照いただければと思いますが、ざっくりと説明しますと公式大乱闘ルール「超融合装置:枢式」を切札用に調整し、融合する1枚を「大爆砕デカメロン」に固定するルールです。

「超融合装置:枢式」自体もたいへんぶっ飛んでいて面白いルールなのですが、大会で使用するには少々問題を抱えていたため、今年のデカメロン大会に組み込むことにしました。そして、ちゃんと公式から許可が降りました

突発的なアイデアをもとに周りの意見も踏まえ多少整備した内容でしたが、インパクトと楽しさを兼ね備え、なおかつ多少の調整を加えることで今後も再び使用することができるルールになっており、コンセプト自体は成功したと考えています。

 

・副賞のサプライズが成功した

実は、去年の第1回デカメロン大会で大会独自の賞品を用意しようと考えていたのですが、会場近くにあるスーパーが開場時間前に開いていなかったため、断念していました。

そこで、今年は2回戦と3回戦の間に小休憩を設け、その間に買いに走ることにしました。一応、参加者の三半規管に対する考慮も兼ねています。

この副賞とは何だったのでしょうか?なんとなく察しのつく方もいるかもしれませんが、正解はぜひ「#第2回デカメロン大会」から、優勝者のツイートを探してみてください。喜んでいただけたようで、何よりでした。

 

反省点

・一部カードのパワーが想定よりも高すぎた

今回は事前にルールを公開した上で、私も全カードプールを確認しておりました。

今回、事前に危険視されていたのは「どれーんでびる」「ミオビキ航路」「ポルチャルトー」「びっぐごーれむ」でした。

これらのカードは大会中各プレイヤーが1度だけしか使用できないのなら許容されるのではないか、という相談のもと、簡易神話大戦による大会としました。

しかし、結論から言うと「どれーんでびる」は1回ですら許されないレベルにパワーが高すぎました。

詳細については、せっかくですので以下の事前考察ブログをご覧になるのがよろしいかと思います。

1プレイヤーが1試合中に13回デカメロンを撃つ試合もあり、「ミオビキ航路」と異なりトリガーを自分で引けるため、とんでもない大暴れをしてくれました。

上記の問題に関して、同様のルールで開催予定の第3回デカメロン大会では、多少の修正(一部融合組み合わせ禁止など)を加える予定です。

 

・安全性の確保が難しい

これは、上記の問題も起因していますが、昨年よりもデカメロンの回数が圧倒的に多く、一部回転中にふらつくプレイヤーも見られました。

卓周りには最低限の物しか置かず、また大会ページでの注意書き・大会開始前のアナウンスでも注意喚起、大会中も卓の近くで様子を見て配慮はしております。

しかし、参加者の皆様も、そして私自身もヒートアップしてしまうため、100%の安全を私から保証することができていないことも現状です。

万が一が起こった場合は、怪我をした本人だけではなく、今後の施設利用や、さらにはふるよにの大会開催にまで悪影響を及ぼしかねないという事実は、改めて私が認識すべき事項であると、これは私自身への再認識のために書き起こしました

 

おわりに

最後に少しだけシリアスで暗めのお話を持ってきてしまいましたが、しっかりとみなさまが楽しむことのできるイベントを、今後も提供できるよう頑張っていきます!

ですので、皆様は是非楽しむことに注力していただければと思います。

そして、第3回デカメロン大会は今年の夏終わり(9月ころ?)の開催を予定しておりますので、ご都合のよろしい方はぜひ、参加をご検討ください。

 

それでは、みなさま良きミコトライフを!

2021/06/12さいたまふるよにアナザー第19回大会レポート

みなさまこんにちは。E*LNO(えるの)です。

 

最近は巫鏡杯の埼玉予選でジャッジを担当したり、オンライン予選で色々な地方の方と画面越しに交流したり、シンラ様が美しすぎる大会inJAPANでボッコボコにされたりしていました。

シンラ様が美しすぎる大会では、対シンラのムーブは完璧だったのに、横に添えられたメガミのケアが下手くそすぎました。これは怪我のせい怪我のせい…。

 

 

さて上記の通り、私の関わる部分での巫鏡杯は幕を閉じましたので(これからの方々は頑張ってください!)、これからはまた主催勢としてイベントを再開し、楽しんでいこうと思います。そして、久しぶりの公認大会を先日、6/12(土)に開きました!

 

いきなりドラフトをかまそうかとも考えましたが準備が終わっていなかったので久しぶりなので特殊レギュレーションではなく通常の大会を開こうと考えました。

同月のさいたまふるよにが完全戦なので、私は季節戦です。

 

 

・・・ところでその季節戦が終わりますね???

さて、大会開くぞ!と意気込んで申請しようとした日に公式から起源戦開始のアナウンス。気になるその開始日は6/7で、見事に被ってしましました。悲しい…。

まあ起源戦開始直後ならそれはそれで需要あるんじゃないかなぁと思い大会申請フォーム上を開くと、大会形式選択の欄は季節戦のままになっていました。もしかしてこれまだ季節戦の申請通りますか?

起源戦に変えてくださいと言われれば変えればいいし、まあ1回季節戦で申請出しますか、ということで申請しました。

結果としては、すでに申請済みの大会については季節戦のまま開くもよし、起源戦として修正するもよし、とのことでしたので、そのまま季節戦で開催することにしました。

まあ、このメール勝手に迷惑フォルダに仕分けられていたので直前まで気づかなかったわけですが…。

 

 

今回の開催場所はトレカマーケット2号店さん!

普段は与野や浦和のコミュニティセンターを利用しているのですが、このお店の方たちとは知り合いでして、最近ボードゲームのプレイスペース利用を始めたということで、スペースをお借りして大会を開催させていただく運びとなりました。

ボードゲームも結構充実しているので、お近くの方はぜひ!

 

最近は関東での公認大会がこの情勢下でほとんど開かれていないこともあり、twitterでイベント開催を告知したところ、ものの数十分で枠が埋まりました。4枠とはいえみなさん早い・・・。

 

 

 

そして当日。

大会卓の準備を進めているとさっそく1名参加者が到着し、大会開始まで時間もあるので季節戦の検討を1戦行うことになりました。

私はまあ参加しないしと、参加の場合に検討していた刀書。そしてお相手は大会で握るという騎鏡。

騎相手には月当たらないし判証もNAGAで咎められるの知っているから底かなぁと構築した結果、ライフ5のお相手が1宿し間合1でターンを返してきたので、「ああ、ターボ抱えているのかこれは困ったな」と思ったのですが、よく見たらお相手の造花が4燃焼済みで、TSもOBも構えられておらず、そのまま底が直撃してお互いに笑っていました。

さて、そろそろいい時間かな?と思ってスマホを確認すると、1名キャンセル連絡が…。

時刻はすでに受付終了10分前、北上尾駅から会場まで徒歩10分ほどなので今から募集をかけても間に合いません。

4人大会のため、ジャッジを兼ねて私の大会参加が確定しました

 

 

 

さて、周りから「傘書いるのかぁ笑」なんて言われつつ、私の選出は刀書です。

なんでそんな傘書のイメージが私にもついているの?人違いでは???

と思ったのですが、よく考えたら私S6初期にずっと傘経典絡繰を大会に持ち込んでましたね…。いや、本人は真面目に検討していたつもりだったんですよ一応…。

 

 

なんとか4人は揃いましたので大会が開始し、早速マッチングが発表されます。

 

 

 

1回戦のお相手:刀書

・・・?????

初戦完ミラーってなんですか。シンラ様が美しすぎる大会はもう終わったんですよ?

お互いにぎゃあぎゃあ言いながら眼前構築が始まります。1分経ってもカード1枚も選べていません。本当にツラい。

とはいえ文句ばかり言っても何も始まらないので、無い知恵を必死に絞ります。

刀書の型で私が知っているのは、ユリナ軸のビートダウンか、浦波嵐を添えた天地反駁軸です。仮にビートダウン同士でぶつかった場合はどう考えてもふるよにの実力で私が負けることは必然です。使い慣れているのは反駁型(というかそれしかまともに使ったことがない)ですが、純反駁軸だと反駁を2回構えることを許してくれなさそう、などと考えながら構築した結果がこちら。

 

圧気//詭弁/立論/反論/引用/壮語

浦波嵐/天地反駁/森羅判証

 

ライフプランはざっくり、反駁4点+斬&詭弁2点+再構成2点+判証壮語3点。

過去に何度か私とシンラミラーを経験しているお相手なので、多分私が判証を入れることはバレていると考えると、ダストを枯らすパターンも考えられるので圧気まで積みます。

S3か4の時に戦書を握っていて教わった判証+反駁の火力型構築をもとにアレンジしたぶっつけ本番の構築ですが、悪くない感じです。あとは、パイロットの腕が試されます。

 

 

桜花決闘は、じゃんけんに負けたので後攻です。1前進の権利を失った…。

初手に詭弁がないのでマリガンをするか少し悩みましたが、反論も引用もないので勇気の3枚マリガン。結果はトップ詭弁で、ボトム引用。これはまずい…。

先攻お相手は1前進。2前進引用のヤンキームーブがなかったことに安堵しつつも、こちらは引用がないので泣く泣く詭弁を伏せて宿します。

 

その後はお互いに距離を詰め始め、引用を打たれますがハンドは壮語でセーフ。

いや全然セーフじゃないんですよね、構築バレたが。

そして、お相手はこれ割れなそうなので、と言いながら圧気を貼ってきます。

ええ割れませんとも!詭弁伏せましたもの!!

仕方がないので気合で再構成をかけますが詭弁は引けず。2後退は負け直結なのでどうしようかと悩んでいましたが、ここで相手が引用でハンドを覗いて来たことを思い出します。

あれ、もしかして斬オーラ受けされるのでは?

圧気の3/-と合わせてダスト溢れるのでは???

ということで斬を振り、相手は想定通りのオーラ受け。

よしよし、ダストが生まれt「完全論破。対象は斬で。」

いや待って、打点消えたんですけどおおお。

 

悲しみに暮れながら、豊富なダストで反駁を開けます。幸い再構成が早まっているので浦波嵐分のフレアも貯まり、即死は免れていそうです。

相手からの攻撃が薄いのでそのまま返ってきたターンで反論+引用が揃い、相手山札ガチャタイム。

トップ一閃を引当て、反駁ケアでオーラ0だったお相手の顔面に2点が直撃します。

流石にズルでは…???

そのまま前進し、圧気を置きターンエンド。

お相手は赤札を抜かれているので再構成をかけて打点を引きに行きますが、引き込めなかったようで、離脱2後退から圧気を外しに来ました。

返ってきたターン、こちらは圧気も反論も落ちているので再構成。

からのトップ反論。だからズルでは???

反論で1点、全力で宿してから森羅判証を開け、浦波嵐の-/2と反駁破棄1点でリーサルです。

f:id:e_lno:20210615200755j:image

 

ちなみに隣の卓では、刀騎-騎鏡という普通のふるよにをしていました。羨ましい。

 

 

 

 

2回戦のお相手:騎鏡

 

 

1時間前に全く同じ対面であなたと検討戦しましたよね???どうするんですかこれ?????

 

 

さて、さきほどは底力を見せているため次はきちんとケアされて当てられる自信がないのですが、それはそうと月影はTS、森羅判証はNAGA、天地反駁はOBで止められてしまうため、勝つためには底力を当てる以外なさそうです。助けてください。

切札は検討戦のままで問題ないとして、通常札は先程の反省も活かし調整しましょう。

 

/一閃/柄打ち/煽動/立論/反論/引用

浦波嵐/天音揺波の底力/完全論破

 

通常札の構成が完全にビートダウンなわけですが、初心者もびっくりするくらいユリナが下手な私なので、あまりにもライフプランに自信がありません。

(どのくらいユリナが苦手かというと、レンジロックでない相手に刀仮面を使った結果、相手の再構成と赤幕の合計2点しか相手のライフを奪えませんでした)

そんな中、過去のユリナ対面から決死中の柄打ちはライフに通るという知見を思い出します。その事実が初めて自分のものとして使えて感動していました。

さあ、ここで勝てば優勝です。精一杯がんばります!

 

 

先の検討戦ではブラフ2宿しを構えましたが、そもそもTSやSCがあるのと、2前進したら斬や、相手の爪or顎への引用がタイミング合わないことを学んだので、1宿しで返します。

そのまま間合4に着地したのですが、反論がないため引用を素振りします。

お相手ハンドは幻影歩法とTS。3年間ずっとシンラの対面をさせている代償とはこういうことです。

返しに咢が振られますが、オーラ受けの後続に爪がなく、心底安堵しました。既に見えているAEの分を纏いながら、咢を完全論破で封印します。

 

ジリジリと攻防を続け、ついに相手の燃料が全焼するのですが、ここでその事が頭から抜けたまま、山札が2枚あるにも関わらず再構成をかけ、フレア5にしてしまいます。

突然YAKSHA1択から、NAGAとの2択が生まれ困惑するお相手。

うん、いや私も混乱してるんだそこは。

なぜ自分から1ライフ→ダストを打ったのか。良い子のみんなはちゃんと盤面を見ようね!

お相手JBからNAGAに変身を選択します。さよなら私の貴重な1ライフ…。

 

ここから先は、お相手はRoから燃料全快で猛攻、煽動でしのぎつつγで山札とともに打点が焼かれます。それに対しこちらもお相手の山を立論で焼きます。これによりお互いライフが1ずつ削れます。

2順ほど続いたのちに帰ってきたターン、なんと斬と一閃を引き込めたため、両方振ってOBを無理やり消費させます。

不毛な山焼き合戦の影響でお互い再構成が早まっているためライフ1-1となり時間切れ、ここから2ターンでライフ差判定です。

 

お相手のターンから開始ですが、なんとかライフを守り切るものの、γで山を2枚焼かれます。

返しのラストターン、幸いオーラはあるので焦燥死は免れ、最後の1枚のドローは反論。

ここで盤面を整理すると、お相手の切札は全て使用済み、オーラ2ライフ1、山札2枚。

お相手の有効対応がないことを確認し、反論+浦波嵐でターンを返し、焦燥ダメージにより、決着です!

 契約の2個目のテキストを勘違いしていて「相手のハンド契約だったら負け!」とか言っていましたが、どう考えても契約の枠はなかった(爪が一生沈んでいたらしく1回も見えていなかった)し、違法契約ではないので契約でも勝っていました。

f:id:e_lno:20210615200822j:image

 

 

 

というわけで、季節戦/通常選択を刀書で優勝しました!

好きな組み合わせで優勝できた上に、ホワイトキラ神語りは初ゲットなのでとても嬉しいです。

実はよく考えたら季節戦の大会に出たのが2回目だったので、神語り持ってないのは当然といえば当然でしたね…。まさか2回しか出ないまま季節戦休止になってしまうとは…。

f:id:e_lno:20210615200830j:image

 

 

 

今回の大会では、今までのふるよにで周りの方から教わったことが眼前構築の際にフッと頭に浮かんできて、しっかり解となる構築をすることができたと自負しています。

これまでに積んだ経験値は、遅かれ早かれしっかりと自分の力として結びつくんだなぁ、ということを改めて感じることができました。

あと、ようやくまともにユリナを使うことができた気がして少しホッとしてます。

とはいえ、私はまだまだ実力不足なので、これからもしっかりとした実績を残せるよう頑張りたいと思います!

 

 

 

それでは、本日はこのへんで。ユリ×シンはいいぞ。

さいたまふるよに周年祭:後夜祭~アナザー大会展覧会~

みなさまこんにちは、E*LNO(えるの)です。

 

11月を迎えましたね(もう中盤)。10月に私が勝手に独断で開催したさいたまふるよに周年祭は楽しんでいただけましたか?他の主催2人も半ば事後承諾で巻き込んで、合計12大会+お気楽交流祭が開催されました。なかなかのボリュームになりましたね。今後もイベントを通じて界隈が盛り上がれば何よりです。

 

さて今回は私の方でまた勝手に延長戦として、さいたまふるよにアナザーの振り返り記事です。

第1回大会から第14回大会まで、お気楽交流祭も含めた15イベントの内容を当時の裏話とともに振り返っていきます。言ってしまえばE*LNO(えるの)の脳内博覧会です。B級映画を観る感覚で、コーラポップコーン片手に軽い気持ちで読むのが良いと思います。

 

 

【目次】

 

 

2019/10/20 さいたまふるよにアナザー第1回大会

  • 通常選択

この頃はまだ完全戦と季節戦の区分が存在しません。レギュレーションは通常選択で、全てのメガミが使用できます。

さいたまふるよにアナザーは、まことさん主催のさいたまふるよにとは独立して私が不定期に開催するための名称でした。そのためアナザーとは名ばかりで特殊ルールなどは設けず、ごくごく普通のレギュレーションでした。ま、当然ですね!

また、参加登録者は4/8名と小規模でした。この頃のさいたまふるよに/アナザーは大体こんな感じ。2大会開催した日も、半分くらいの人は両方の大会に参加できていた時期です。

 

 

2019/10/27 さいたまふるよにアナザー第2回大会

  • 三拾一捨(選出1柱以上はAが必須)
  • 縁ドラフト

なんと第2回大会は第1回大会の1週間後でした。

昔好きで聴いていたアーティストの動画投稿が、週1の定期投稿をやめますといった翌週に週2投稿になって笑った思い出があり、この笑いを他の人にも届けてみたかった。

実はこの日スケジュールをダブルブッキングしまして、別の予定と三拾一捨の部が2時間ほど重なり、まことさんにジャッジをお願いしていました。大反省です。

 

さて、三拾一捨ですが少しだけ縛りを入れてみました。3柱の選出のうち、必ず1柱はアナザー版メガミを選択する必要があります。うーん、ルールの意味なし!これは普通の大会!この頃はまだ大会を壊してはいけないという慎重さがありました。

優勝者がレポート記事を書いてくださっているので、貼っておきますね。感謝。

 

第2回は会場を長時間押さえられたこともあり、同日2大会開催です。夜の大会は縁ドラフトでした。公式から提供されているルールなので、まだ正常ですね!

このドラフトは、自分でカードプールを作って参加者の反応が見たいと思い、アイデアが1つ浮かんだので大会に持ち込んだものです。

今回のアイデアは、全てのカード効果に矢印(→)が含まれているというものでした。イデア元は私が普段DanceDanceRv○lutionを遊んでいるから。

そして、矢印を入れるということは、当然「八葉鏡の向こう側」も採用されるわけですが、この大会ではドラフトによるピックカードとは別に参加者全員に向こう側を配りました

 

しかし、ここで問題が発生します。矢印が含まれているカードだけではドラフトプールとして十分に機能しないのです(当たり前)。

仕方がないので、10/27が何の日か調べたところ、文字・活字文化の日であり、読書の日でもあるということで、シンラ様のカードを全て投入しました。ついでに、カードNo.2の切札と、カードNo.7の通常札をある程度投入しました。ついでにテディベアズ・デーらしいので、「熊介」も入れました。

この結果、カードパワーが高いNo.2の切り札の優先度が高く、枠の圧迫の関係で向こう側の採用率は低く、存在感が薄れてしまいました(実は採用率は50%くらいあったようで、向こう側により勝利をもぎ取った報告もあります)。

 

それでもアイデア自体への評価で、「また別の機会にやりたい」と言ってもらえています。某雑誌の付録のおかげで「八葉鏡の向こう側」を8枚入手しましたので、第2回をお待ちください。

 

 

2019/11/16 さいたまふるよにアナザー第3回大会

  • 随時選択(使用できるメガミはオリジン版限定)

え?こんな大会開いたっけ???オリジン版限定の大会について記憶が全くないので語れることが少ないのですが、随時大会ってほとんど無いよね、という気持ちで開催したことは覚えています。勝者側にとってはほぼ通常選択ですが、敗者側に遊ぶ余地ができているかな、という印象です。手を加えない限りは通常選択で良いかなぁ。

 

 

2019/12/07 さいたまふるよにアナザー第4回大会

  • 随時選択(使用するメガミのうち少なくとも1柱は第四拡張から選出)
  • 大乱闘

この大会はなんと第四拡張の一般発売に伴うシーズン5開始の翌日です。せっかく二幕と新幕で大乱闘カードを買っているんだから大乱闘大会を開きたいという想いと、第四拡張発売のタイミング不幸にも重なり生まれた産物です。私は悪くない。

 

随時選択の部は、私が第四拡張で登場したメガミの使い方を見て勉強したかったからです。主催の特権です。

大乱闘大会は使用する枚数をダイス振って決めるつもりでしたが、裁定が大変なので1枚ずつにしています。大乱闘は大乱闘で面白いルールなので、またいずれ開催したいですね。

 

 

2020/01/05 さいたまふるよにアナザー第5回大会

  • 簡易神話大戦(眼前構築0分)
  • 三拾一捨(眼前構築0分)

ついに出ました、さいたまふるよにアナザーの代名詞

眼前構築が0分なので、皆さんは時間切れでデッキが完成していません。それでは、皆様の元に全自動デッキ構築ロボが出動します!

要はランダム構築デッキを全員が使用する大会です。ちゃんと公式に許可取りました。

一応ここで言っておきたいのは、発案者は私じゃないです。

ランダム要素とおみくじを無理やりかけて新年に開催したのですが、「楽しいけど疲れるから年に1回で良い」と満場一致の意見で、年1の定期開催イベントが決定しました。

なんで?????

 

ちなみに簡易神話大戦の部、優勝者の選出6柱はランダムだそうです。意味が分からない。

三拾一捨の部は優勝者がレポート記事を書いてくださっているので、貼っておきますね。感謝。

 

 

2020/02/02 さいたまふるよにアナザー第6回大会

  • 三拾一捨(「桜降る代の神語り①巻」に登場するメガミ限定)
  • 三拾一捨(「八葉鏡の徒桜」に登場するメガミ限定)

案件ではないです。公式イベントで使用できるメガミが限定されている大会が開催され、ならば私も何かアイデアがあれば…と考えている中で閃いたものです。

ミコトが宿していることでその力を使っている、という観念から神語りの部でもハツミやコルヌが使える一方で、ユリナAはミコト時代の姿だから神語りの部でしか使用できない、など基準は独断で少し曖昧です。

単行本が発売するたびに開けるイベントなので、少しお得です。

ちなみにこのイベントは五十嵐月夜先生の目にも留まっていたようで、非常に光栄です。

 

 

2020/07/19 お気楽交流祭:さいたまの部

  • お気楽交流祭

自粛期間が明けてふるよにイベントも再開し、なんとユーザが交流祭を準公式イベントとして自主的に開催できるようになりました!

さいたまふるよにアナザーも約半年ぶりに再開しましたが、いきなり大会で再開するわけではなく、お気楽交流祭でゆる~く再開しました。

このイベントを機に大会にも参加してくださる方も増えたので、とてもいいイベントでしたね。

 

 

2020/08/15 さいたまふるよにアナザー第7回大会&お気楽交流祭:さいたまの部

  • 季節戦/通常選択
  • お気楽交流祭

この時点でお気楽交流祭は7・8月限定のイベントと告知されており、この時にしか入手できないプロモカードもあったので、埼玉で可能な限り参加できる機会を設けたいという想いがあり、まことさんとそれぞれ2回ずつ開催しました。

8月までのお気楽交流祭は内部大会を設けることができませんでしたが、大会の時間とお気楽交流祭の時間を完全に分離することで、両イベントの同日開催を実現しました。

 

前回の第6回大会では、使用できるメガミが限定される神語り大会&徒桜大会を開催しましたが、なんと公式から季節戦という使用できるメガミが限定されるフォーマットが用意され、嬉しかったです。さいたまふるよにアナザーでも早速開催しました!

 

 

2020/09/12 さいたまふるよにアナザー第8回大会

  • 三拾一捨(「桜降る代の神語り②巻」に登場するメガミ限定)
  • 三拾一捨(「八葉鏡の徒桜」に登場するメガミ限定)

案件ではないです(再び)。無事に神語り②巻が発売され、徒桜も第伍拡張に合わせて集中連載もあり、登場するメガミがどっと増えました。徒桜の部については前回がエピソード4までだったので、今回はエピソード5-1以降に登場したメガミを採用の基準としました。物語が進むにつれてほとんどのメガミが登場したので、一部のアナザーとライラが使えない大会になりました。

 

今回は参加予定者との話し合いもあり、前回よりもだいぶ緩い基準でのメガミ採用となりました。

神語りの部は優勝者がレポート記事を書いてくださっているので、貼っておきますね。感謝。

ところで今思いついたんですけど、作中に登場するミコトになりきる大会とかどうでしょう?使用できるメガミの組み合わせごと小説に由来して制限するレギュレーションです。開催検討しておきますね。

 

 

2020/09/21 さいたまふるよにアナザー第9回大会

夏のお祭りです。すでに9月も後半ですが、今年はまだ暑かったしセーフ。

この大会については主催視点のレポート記事で語りつくしているので、そちらを読んでもらえると嬉しいです。

一言でいうと眼前構築の際に通常のカードに加えて「大爆砕デカメロン」が使用できる大会ですが、企画時の予想とは裏腹にこのカードが勝つために十分採用されうるカードで良かったです。リーサル手段を捨ててデカメロンを打った数名は見なかったことにします。

優勝者がレポート記事を書いてくださっているので、貼っておきますね。感謝。

 

 

2020/10/10 さいたまふるよにアナザー第10回大会

  • 三拾一捨
  • ローテーションドラフト

シーズン6は真面目に三拾一捨を検討したかったので、私が参加する分として完全戦/三拾一捨を開催しています。主催の特権です。それはそうと選出が傘経絡だったのは流石にどうかしていた。

9月に栃木でchioさんがローテーションドラフトによる大会を開催していたのですが、なんとさいたまふるよにへ出張してくださることになり、さいたまふるよにアナザーでもchioさんの作成プールによるローテーションドラフト大会の開催が決定しました!ありがとうございます。 

 

 

2020/10/22 さいたまふるよにアナザー第12回大会

  • 完全戦/通常選択

 さいたまふるよにアナザー初の平日大会です。公認大会は定員の上限を4人として開催することができるため、19:00に大会をスタートする平日大会を、2回戦固定として開催することに成功しました!

万が一を考慮して可能な限り大会の時間を短くするため、メガミ選択時間の発生しない通常選択による大会です。

何の変哲もない普通のレギュレーションで開催したのですが、1名を除き環境がシーズン2で、主催が優勝しました(ジャッジは事前にまことさんにお願いしました)。

 

 

2020/10/29 さいたまふるよにアナザー第13回大会

  • 季節戦/通常選択 ランダム選出

前回に引き続き平日大会、今回は季節戦です。

・・・ 一応、大会のtwiplaページを下に貼りますね。ご確認ください。

お気づきでしょうか、ランダム選出とは一言も書かれていません!

大会の受付を終了して、各自にレコードシートを記入してもらうわけですが、気付いたら参加者4名全員の合意の下、使用メガミがランダム選出になっていました。

 

人の大会を勝手に特殊レギュレーションにするんじゃない!笑

いやまあ、参加者全員の同意が取れていれば、私も参加者のランダム選出手伝いましたし、大会のルール自体を変更しているわけではないので問題は全くないのですが、ほら、私が特殊な大会ばかり開いていると勘違いされちゃうじゃないですか?

 

そんな中、おおよそ一番ハズレを引いたと言っていた人が優勝していました。

優勝者がレポート記事を書いてくださっているので、貼っておきますね。感謝。

 

 

2020/10/31 さいたまふるよにアナザー第11回大会&お気楽交流祭:さいたまの部&交流祭併催大会:さいたまの部

  • 三拾一捨
  • お気楽交流祭
  • 裏・季節戦/通常選択

 公式からアナウンスがあり、年内は引き続きお気楽交流祭を開催し、なおかつ内部大会を併催できるようになりました!この記事の冒頭でもお話しした通り10月はさいたまふるよに周年祭と題して埼玉主催勢で多くのイベントを開催したのですが、事前のアンケートの結果、大会の需要は非常に高いものの、お気楽交流祭を望んでいる層も一定数いることが分かりました。

そこで、交流祭併催大会を利用することで、大会の数を減らすことなくお気楽交流祭も開催することができたわけです。えへん。

 

午前中は、引き続き私が検討したいので完全戦/三拾一捨です。通常のレギュレーションによる大会を開催するのは当然の行いですね。いつも通りです。

午後からはお気楽交流祭です。参加者を普段の8名から16名に拡大しましたが、10月はふるよにイベントの需要が非常に大きかったため、こちらのイベントもすぐに埋まりました。Wタロット効果、凄い…。

そして、交流祭で内部大会、裏・季節戦を開催しました。

裏・季節戦とは?ある日の朝ふと閃いたアイデアで、季節戦があるならその裏もあっていいじゃない!というメガミのお告げがあり、季節戦で使用できるメガミの裏、すなわちアナザー版メガミのみが使用できるレギュレーションが勝手に生み出されました

ただし、ハツミだけまだアナザー版が実装されていないので、同じ第四拡張で登場したミズキが使用できます。

季節戦の使用メガミが更新されるたびに自動で切り替わるイベントなので、とってもお得です。

優勝者がレポート記事を書いてくださっているので、貼っておきますね。感謝。

裏・季節戦については企画したとき既に秋ノ陣が始まっていたので、春・夏ノ陣は近日開催予定です。

 

 

2020/11/08 さいたまふるよにアナザー第14回大会

  • ローテーションドラフト
  • 三拾一捨(めがみ大発生)
  • 完全戦/三拾一捨

10月のふるよに需要が11月も続いてくれるという淡い期待のもと、初めて同日3大会の開催に踏み切りました。結果として、ゲームマーケット期間を避けた複数の関東のイベントと被りました。ごめんなさい。もしかしたら我々が普段土曜日開催が多いので日曜日にしてくれた可能性もあるかもですが、会場が日曜日しか空いていなかったんです、こればかりは許してほしい。

なんと今回もchioさんの出張ドラフト大会です。ありがとうございます。栃木勢の方々が参加しに来てくださったり、逆に最近では埼玉勢が栃木に遠征していたりと、埼玉&栃木ふるよに交流が盛んなようです。

 

夕方からは三拾一捨のレギュレーションで2大会同時進行です。

完全戦/三拾一捨は通常のレギュレーションです。通常のレギュレーションによる大会を開催するのは当然の行いですね。いつも通りです。

一方でめがみ大発生大会ですが、これまでに登場した「めがみ大発生」のカードを2セット使用し、私が秘密裏に振った6面ダイスの出目×1分ごとに新しい大発生カードをめくり、全卓一斉に適用しますちゃんと公式に許可はとっています

2大会同時進行が初めての試みで、またリアルタイムに情報を参加者に伝える必要があるルールとなりましたが、(進行については)特に問題が生じることもなく無事に終了しました。

通常のレギュレーションと特殊レギュレーションが同時開催されると、参加する側として当日の気分でも選択できるのでありがたいとの声もいただきましたので、今後も積極的に同時開催は検討していきたいですね。

 

大発生大会は優勝者がレポート記事を書いてくださっているので、貼っておきますね。感謝。

 

 

いかがでしたか?

「埼玉のふるよに大会はやばい」などと一部で囁かれているとかいないとか耳にしますが、それが大きな間違いであることがよく分かっていただけたのではないでしょうか。

私はいたって健全にふるよにイベントを主催しております。

 

それはそうと、2021/01/09には眼前構築0秒大会が帰ってきます。

既に開催の許可は公式から貰っていて、「天音流羽根落」がカードプールに加わります。

参加受付は開始前ですが、twipla自体は作成しているので気になった方は目を通しておいてください。

 

 

それではみなさま、よいふるよにライフを。

大爆砕デカメロン大会 主催者レポート

こんにちは、E*LNO(えるの)です。

 

先日開催されましたさいたまふるよにアナザー第9回大会、通称「大爆砕デカメロン大会」について、主催者視点でレポート記事を書きたくなったので、載せようと思います。

書いているうちに特殊大会の開き方についても触れる部分があったので、今後特殊レギュレーションの大会のを開こうかな、と考えている方は、読んでみると面白いかもしれません。

 

 

 

  • 前日譚 其の壱

私が主催する「さいたまふるよにアナザー」というイベントでは、特殊なレギュレーションを中心としたふるよにの大会を企画しています。

8月、うだるような暑さが続く中で私はふと考えていました。「夏らしいイベント企画したいなあ…。」

夏…海……スイカ割り………

「大爆砕デカメロンだ!!!!!」

思い立ったが吉日、大会開催の許可を頂くため、早速メールを送ります。

私「通常のカードプールに加えて「大爆砕デカメロン」を使用できる大会を開いて、かつ完全戦の景品出してもらえないでしょうか…?」

BakaFire氏「ご連絡いただいたうえであればもちろん問題ございません。」(原文ママ

 

こうして、大爆砕デカメロン大会の開催が決定したのでした。

実際に大会を開催できたのは9月の後半になりましたが、まだ暑かったのでセーフです。

 

 

 

  • ルールの整備

大会の開催が決定しましたので、ルールの整備を行います。

実はこの「大爆砕デカメロン」というカード、ジョークカードゆえに大会での使用ルールが確立されておらず(当たり前)、多くの頓智が効いてしまい、挙句の果てには公式から「両者の同意の下で良しとするといい」と返されてしまう始末です。(気になる人は、【公式】ふるよにオボロちゃん質問箱(@furuyoniFAQ)に寄せられた質問から探してみてね!)

 

まずはレギュレーションを決めます。

「大爆砕デカメロン」についての考察などしているわけがないので、正直どのメガミが悪さをするか把握しきれません。そこで、三拾一捨にすることで、明らかに悪さをするであろうメガミをBANできると考えました。

こうして完全戦/三拾一捨の大会に決まりました。

ここで改めて明記しておきますが、優勝者には完全戦の賞品が出ます。

 

次に、デカメロンそのものについてルールを作っていきます。予め大会のtwiplaページに詳細を明記することで参加者は把握(と研究)ができますし、何か問題が発見されれば指摘してもらうこともできます。

私は事前に起こりうる頓智質問を予想したうえで、以下のようなルールを制定しました。見やすさのために簡略化しています。

・プロキシカードなので、裏が不透明なスリーブを使用。
・「大爆砕デカメロン」は帯電する。
・2回戦目以降の上位卓への介入を禁止。
・両手でこのカードを持ち3回回る。机などに手を触れないこと。
・置く時は静かに置く。
・声による妨害を認めます。
・椅子などをどけて安全確保
・印刷サイズは通常のカードと同じサイズ。
・使用宣言からカードを置くまで、使用したプレイヤーのいるボード上の桜花結晶を動かすことを禁止。
・桜花結晶の置き方は自由。(ただしジャッジを呼ぶ必要がない範囲で)

 

 
ここまで入念にルールを整備したところで、結局ルールの穴をつく人は現れるので、その時はジャッジ判断を下します。何事も臨機応変ですね。
 
 
 
  • 前日譚 其の弐

いよいよ大会のtwiplaページも作成したので、大会を告知します。

事前にさいたまふるよに大会の中で「デカメロン大会今度やるかも」みたいな話をしていたので、そういったお祭りイベントが好きな数名はすぐに参加登録をしてくれました。

しかし、過去のぶっ飛んだ内容の大会(例:全自動眼前構築ロボ強制出動大会)などの経験から、このような大会は参加する人をある程度選んでしまい、満員には届かないとなりがちです。実際に、開催3日前までは参加登録者は5/8名。

デカメロンの素振り練習をしたり、無限デカメロンの検討を進める参加者たちの様子を眺めながら、やはりこの手の試みは難しいな…と感じていました。

 

 

 

 

 

いよいよデカメロン大会を翌日に控え、参加者リスト作成のために大会ページを確認した私の目に衝撃の光景が映ります。

 

 

 

 

参加人数 8/8名 満員!

 

 

 

 

 

 

なんで?????

 

 

 

 

 

いや、本当にありがとうございます。主催として、満員でイベントを開催できることほど嬉しいものはないのです。ましてやそれが自分の企画した内容ならなおさらです。

どうやら仲のいい人同士でお誘いなどもして頂けていたようで、無事に満員で当日を迎えることができました。

こうして、デカメロン大会は当日を迎えることになります。

 

 

 

当日、いつも通り早めに会場入りして設営を始めます。今回はプレイヤーが立ち上がってその場で3回転を始めるため、必要最低限の椅子だけを残し、机の間隔も普段の1.5倍程度確保します。

開場の旨を連絡し、参加者たちが続々と入ってきます。そして、おもむろにフリープレイ卓でデカメロンを取り出し、練習を始めます。気合十分ですね!

 

さて、参加者が全員集まったところで、改めてルールを説明します。ここで質問を募集することで、参加者の頓智お披露目大会が始まるという寸法です。

早速参加者から質問が。

???「<ゲーム外>領域には無数の桜花結晶が存在していると統合ルールにありますが。」

私「(お察し)はい、ありますね」

???「桜花結晶トークンを80個持参したので、ボードの周りにばらまいてもいいですか?」

私「(絶句)」

 

主催として各シーズン一度は総合ルールに目を通していますので<ゲーム外>に無数の桜花結晶が存在しているのは知っていましたが、問題はそこではありません。

そのために桜花結晶もってきたんですか!!!80個も!!!!!

この大会、正直楽しんでもらえればそれが一番なので、あらゆる面で寛容に受けようと心構えていた私はこう告げます。

私「両者の合意の下であれば認めます。」

 

ちなみに、実際に大会中用意された<ゲーム外>の桜花結晶は下のツイートをご覧ください。この結晶の上に大爆砕デカメロンが命中した場合、無数にある桜花結晶のうちたまたまそこに当たったという概念で虚空からダストが生成されます。

 

その後は、カナヱの構想カードの結晶が落ちた場合は構想カードがただそこに残り続ける、付与札の上でない種結晶や造花結晶は桜花結晶ではないためダストに行かない、上から見て桜花結晶にカードが一部でも被っていれば乗っている判定、など細かい確認が進みます。

 

 

そして、次のルール説明に進みます。

私「2回戦以降は上位卓への介入を禁止します。1回戦はどこの卓に歩いて行って撃ってもOKです!」

私以外「え、スタート地点って自分の卓固定じゃないんですか…?」

私「……え?」

どうやら、私のスイカ割りの認識が少々間違っていたようです。確かに、よく考えれば本来のスイカ割りって、スタート位置から目を閉じたままスイカまで歩いて行って棒を振り下ろす、という流れでしたね…。

しかし、参加者全員そちらの方が面白そう、ということでスタート位置は任意に決まりました。

私「では、少し認識の齟齬がありましたので補足しますね。2回戦以降は、上位卓付近をスタート位置として故意にデカメロンを当てに行くことを禁止とします。」

???「では事故なら大丈夫ですね!」

 

 

もうどうにれもなあれ☆

 

 

というわけで、3回転したつもりが3回転半だったのでたまたま上位卓に直撃してしまったてへぺろデカメロンが黙認されることになりました。

 

 

 

 

既に不穏な空気が漂ってきましたが、何はともあれルールの確認は以上です。

私の想定を大きく超える事態が思っていたよりも少なかったですね。(本当か?)

それでは、いよいよ「大爆砕デカメロン大会」開幕です!

 

 

 

  • 開幕!

折角なので、参加者が持ち込んだメガミを紹介しましょう!(順不同)

炎機勾

琵機塵

絡爪鎌

刀戦乗

絡嵐勾

金乗仮

絡鏡仮

絡棹仮

 

メガミの採用率は次の通りです。

ユリナ12.5%(O:12.5%)

サイネ12.5%(A1:12.5%)

ヒミカ12.5%(A:12.5%)

オボロ12.5%(A:12.5%)

ハガネ12.5%(A:12.5%)

クルル75%(O:50%/A:25%)

サリヤ25%(O:25%)

ライラ25%(O:12.5%/A:12.5%)

ウツロ25%(O:12.5%/A:12.5%)

ホノカ25%(A:25%)

ヤツハ12.5%

メグミ12.5%

カナヱ37.5%

 

来年に向けて、デカメロン環境を研究してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

さて、正直色々なことが起こりすぎて、細かく語っているととんでもない分量になってしまうため、ここからは大会の様子をダイジェスト形式でお送りします。

 

 

大会開始後、わずか1分で起動するデカメロン(炉火+Stunt+1宿し+再構成)

 

 

5フレア確保に対し、「封殺」による「大爆砕デカメロン」の指定

 

 

ギャラリー全員から自ライフ領域へ声で誘導されるも、さすがに気づき相手ライフ領域へカードを当てるファインプレー

 

 

枢式RTAにより相手のデカメロンを使用

 

 

床に置かれるデカメロン

 

 

デカメロン式桜花結晶配置

 

 

隣の卓から飛んできたデカメロンにより虚空からダストが生まれる⇒リソースが確保されたため機巧が揃う⇒びっぐごーれむ起動⇒ライフダメージにより湧いたフレアからデカメロン起動⇒対戦相手の全てのオーラとライフを奇麗に覆いつくしリーサル

 

 

右向け右回れ右により、90度・180度回転を推定するプレイング

 

 

りげいなーを打つために赤マナを置くと、その攻撃でリーサルになるため、結果デカメロンが打てない

 

 

隣の決勝卓に不慮の事故でデカメロンを飛ばすことしか考えていない下位卓のみなさま

 

 

3戦とも<ゲーム外>に結晶をばらまくことを許されたウツロAと、3戦とも<ゲーム外>に結晶をばらまくことを許されなかったウツロO

 

 

以上です。いかがだったでしょうか?

当日は会場内が非常に盛り上がり、またTwitterでの反響も大きく非常に驚きました(通知でスマホの充電が50%→20%まで減りました)。

 

 

また来年も、という声を何件か頂きましたので、おみくじ大会とともに毎年の恒例行事となりそうです。

来年は、錬成するたびにカードサイズが大きくなるデカメロン大会をお楽しみください!

 

 

ではでは!